いわゆるやまなしおちなしいみなし
 
円周率3パーセントの備忘録
 


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名古屋バブル

去年、恐ろしいほどの繁栄を見せ、一時姿を消していたモリコロ王国が再興されたらしい。
しかし、机の棚にモリゾーのぬいぐるみがあり、マウスパッドはモリコロという一般人の俺には関係がないわけだが。
それはともかく、去年のこの地方は万博で恐ろしく盛り上がった。
今時珍しくもない海上空港は、万博よりも来客者が多かった時期もあり、単年度黒字を計上したらしいし、名古屋企業の多くが注目されてもいた。

ところが、雲行きが怪しくなってきたようにも思える。
まるで今日の曇り空のようだ。
先日のトヨタ自動車のリコール隠し、今日のパロマの中毒死事故。
両方ともいわゆる名古屋企業で、世界的な企業でもある(パロマが世界的企業だとは今日の新聞を見るまで知らなかったが)。
ふくらんでいたバブルがそろそろはじける頃合いなのではないだろうか。



7月15日(土)21:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理

お兄ちゃん

世の中には「お兄ちゃん」と呼んでもらいたいと考える人種がいるらしい。
わからんでもない。“かわいい”妹にでも「ねえねえ、お兄ちゃん」とでも言われれば、例え火の中水の中、何でもやってやろうじゃないかと思うだろう。
現実問題、両親の顔を見てから、洗面所でも行って、そこにある鏡を見て、そのまま蛇口をひねって、頭でも冷やすといい。
な。
それでもわからないなら、卒業アルバムでも引っ張り出してきて、一番自分の好みから程遠い女子生徒の顔でも見て、そいつと一つ屋根の下で暮らしている妄想でもしてみていただきたい。
な。
もし可能であれば、母親の小さいころの写真でも見てみるといい。

それはともかく、実は俺も家ではよく「お兄ちゃん」と呼ばれる。
年下のキョウダイがいるということだ。
けんかをした記憶はあまりないが、仲はなかなかいいと思う。
妹だったら、彼女で妄想するか、それとも妹という存在に理想を抱かなくなるかのどちらかだったが、そうでもなかった。
彼は弟だ。

その弟がこの度、めでたく誕生日を迎え、18歳になった。
いやあ、末っ子はいつまでも“子供”扱いしてしまうという気持ち、よくわかるなあ。
もう、18歳になったのか。

何か、おっさんみたいなこと言ってるや。
脳がかなり衰えてるかもしれない。最近流行の脳を鍛えるトレーニングでもやったほうがいいかもしれん。
まだ、18だというのに。

ちょっと待て、弟とタメってどういうことだ。
俺の誕生日は1987年7月27日、彼の誕生日は1988年6月24日。
せっかちなコウノトリだなあ。
俺が誤配だったのかも知れんな。



6月26日(月)13:50 | トラックバック(0) | コメント(2) | その他 | 管理

辞書と私

先日、プロジェクトXの広辞苑を紹介した回を見た。
某掲示板の用語を収集し、解説を加えていることで知られる「2典」の開設のきっかけともなったと言われているやつだ。
俺の場合はそれに影響されたわけでもなく、小学生の頃だったか辞典の「穴」というものに気づいて、すべての言葉が載った辞書を作るぞ、なんていう無謀な夢を抱いたのがきっかけだったりもする。
昔使っていた落書き用のノートを見ると、なんだかよくわからない単語が大量に書き込まれている。
結局、そんなものができるはずもなく、当然断念せざるを得なかったというか、単に飽きたというか。
まあ、その後随分経ってからネットという便利なものに触れるようになると、そういう気持ちが湧いてきた。
考えていたものとは大分違うわけだが、かなり近いものを作り出すことができた。

そんなことはどうでもいいんだが、先日、データを保管していたHDDを見たらデータが無いことに気づいた。

……?………!

ちょっとづつ書き溜め始めていた原稿とか、ネットからごそごそとダウンロードしてきた画像ファイルとか、半年以上録りためてきたラジオとか、別のパソコンで録っておいた某アニメの最終回とか、全部消えてる。

なんということでしょう。

焦土。
そこは見渡す限り何も無い。
私は我が家のあったはずの場所を見つけた。
いや、本当にここに我が家があったのか、それさえも自信がなくなっている。
隣の家にあった立派な松の木も、来る日も来る日もガッチャンガッチャンとうるさく音を立てていた工場も無い。
ただ、目の前を流れていた小川だけが私の家が確かにここにあったことを示している。

先生!現実逃避がしたいです!

広辞苑も一回完成稿が燃えたと、プロジェクトXでは言っていた。
すべてを失うということは一度は通らねばならない道なのか。

つうか、バックアップ取っとけよって話なんだがな。



6月20日(火)17:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | PC関連 | 管理

「フリーター」は職業ですか?

今日の産経新聞を読んでいたら、表題のような記事が載っていた。確か文化面だ。
件の記事はコラムなんだが、何もしていない状態を指す「フリーター」を職業と言うのはいかがなものか、という内容だった。

言いたいことはわかるが、それは「ニート」のことじゃないのか?
フリーターは確か、フリーアルバイターの略。20年近く前に流行語になっていたはずだ。
アルバイトを転々としている人のことだったような気がする。

不安定労働者と言われようが、きちんと社会に出て働いているわけだから、それを職業と言って何が悪いんだ。
家事手伝いのほうが職業としてはふさわしくないと思うぞ。

ところで、大分前になると思うが、讀賣新聞の一面にある記事が出ていた。
確か、ニートの多くは学生時代に部活動をやっていなかったという調査の結果を報告していたと思った。

学校の部活というのは社会の縮図なんて話も聞く。
その擬似社会を体験することで大人になっていくんだなぁ。

ん?ちょっと待てよ。学生時代に部活やってなかった人?
俺のことか



6月16日(金)17:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理

お久しぶりです

かしましが終わって早一ヶ月。
中身がなくなってただの箱と成り下がった黒い箱(91年上半期製)をぼーっと眺めていると、自分が購入したDVDをテレビクルーに見せびらかしている男の姿が目に入ってきた。
当然、あの手の連中が所持しているDVDといえばアニメのDVDに決まっている。
『蒼穹のファフナー』?知らんな。
いや、正確に言えばタイトルを知っているからこそこうして今、記憶をひもといて記録することができているわけだが、
それは隣のクラスに訪問したときに名簿を見て名前を知っているだけで、顔を知らないような、そんな感じだ。
そんなことはどうでもいい。
一瞬横切った一枚のDVDを俺は見逃さなかった。
黄色い菜の花の前に立つ赤い二つの陰。
間違いない。
二度とテレビに映らないと思っていた彼女たちとこのような形で再会するとは。

ということでこんばんは。お久しぶりです。
かの出来事で更新する気力が久々に沸いてきたので、その気分が消え去る前に一気に書き上げることにした。
最終回のもやもやを伊東四朗にぶつけてやれたらどれだけよかっただろうか。
あのときはどうかしていた。何か病的だった。
生活の中心にかしましがあって、その中心が飛行機で打ち抜かれたようなショックに見舞われて。
何もかも失ったような、そんな気分で。

俺は療養のために田舎へ向かった。
テレビもネットもうち捨てて。
そのときの俺にはそんなものは何の意味もないように思えた。
かしましのノベライズと公式ファンブックは持って行った。

やす菜の選択は間違ってなかった。
もしかしたらはずむのいう、周りの植物からパワーをもらっているような感じかもしれない。
あまりにピリピリしている都会の喧噪から離れて
あの病的なはまり方からは抜け出すことができた。

声だけ聞いて一体誰が声を当てるとか
あまりにもまずい状況からはひとまず脱却することはできた。

ところで、アニメ業界はまだ膨張しているのだろうか。
それとも俺が興味を持ったことで単に気になるだけだろうか。
先日、床屋にあった聖教新聞(池田大作の賞賛記事と大石寺の誹謗中傷しか載ってないミニコミ紙)を顔をしかめながら読んでいたら、ラジオ欄に巨大なアニソン番組が横たわっていた。
何々、NHKFM?

早速、家に帰ってチューニングを合わせる。
とりあえず録音しておこう。(ということで今、HDDに9時間半・530MBの巨大ファイルが鎮座している)
……。
まほらがくえんちゅうとうぶ?ハッピーマテリアル?
堀江由衣!
ツンデレとか言ってるし

裏に黒くドロドロとした人達の陰が見えた。



5月6日(土)00:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理


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