いわゆるやまなしおちなしいみなし
 
円周率3パーセントの備忘録
 



惑う星と書いて惑星

「第10番惑星」、不和の女神「エリス」と命名 IAU[朝日新聞]
“慣れ親しんだ「水金地火木土天海冥」が無くなって”とかいうフレーズを言っている奴の何割が、数年前まで「土天冥海」だったことを知っているんだろうか。大した興味もないくせにマスコミに踊らされている連中の多いのには辟易させられる。
先日、弟に森鴎外(←なぜか変換できない)著の『舞姫』のラストが中途半端ではないかとの指摘を受けた。何を言い出すかと思い、差し出す教科書を読むと何もおかしいところはない。間違った場所はないと返答すると自分の机へと引き返した。
あの文語体の敷居の高い小説の概要を掴んでいるのは、国語の授業で読み解いたからだ。そうでも無ければ、あんな文章読めるはずもない。ついでに言えば、あの時見せられた『舞姫』なる映画が理解の一助となったのかもしれない。
とはいっても、今の今までこの作品のことは存在自体忘却の彼方であったわけだが。
太田豊太郎なる超エリート青年が、ドイツで貧しい舞姫(今の感覚で言えば風俗嬢と言ったところだろうか)と恋に落ちる。仕事と恋のどちらか一方を選択することになり、一旦は恋を選択し、仕事を捨てるのだが、旧友が現れ、再び選択を迫る。
結局、主人公は旧友の意見に流され仕事を選んでしまう。主人公は彼女に真実を告げることができずにいたが、主人公が意識を失っているうちに旧友が真実を告げてしまう。彼女は主人公が自分を裏切ったと思い、発狂してしまう。
大体こんな話だったと思った。結局主人公は、発狂してしまった彼女の母にささやかな生活費を置いて日本に帰ってきてしまう。
実に優柔不断な奴だ。そういえば、前に「かしまし」の話と重ね合わせてみたことがあった。一応、テレビシリーズが完結している今、もう一度やってみることにした。
はずむはやす菜と関係を持つが、幼馴染みのとまりも気になる。やす菜は、とまりとはずむ(この作品の登場人物は助詞との相性が最悪だな)がキスする所を見てしまい症状を悪化させてしまう。
このままとまりとくっついていたら『舞姫』とそっくりなエンディングだったようだ。
まあ、こんなことはどうでもいいんだが、この舞姫がエリスという名前だったりする。この記事を見てはじめて、そういう意味を持つ名前だったのかと思っただけの話。



9月15日(金)23:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理

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