いわゆるやまなしおちなしいみなし
 
円周率3パーセントの備忘録
 



2006年8月24日を表示

オーストラリアより大きいものが大陸、グリーンランドより小さいものが島

夕刊を眺めているとこんな記事を発見した。
冥王星、「降格」へ=太陽系惑星「8個」に縮小-天文学連合、定義案で最終調整
 国際天文学連合(IAU)が、冥王星を惑星から「降格」させる方向で最終調整。
 国際天文学連合といえば、星座の総数を決定したり、新星を発見した際の申請窓口として知られている国際組織。
先日、太陽系の惑星が12に増えるかも、というセンセーショナルな記事が載ったばかりだったが、通信社の勇み足だったようだ。
結局のところ、冥王星がネックな訳で、冥王星より大きい小惑星が惑星じゃなくて、小惑星より小さい天体がなぜ惑星と呼ばれているのかというのが争点。
先日の報道で出てきたのは、冥王星が最小の惑星であるなら、その辺りにラインを引いて、ラインより上にある惑星的天体を惑星と呼ぶという解決策。
今回の報道では、冥王星は実は惑星と呼ぶに足りない天体であったから、惑星のグループから外してしまおうという解決策。
どちらにしろ、ここではっきりさせることになれば、教科書の書き換えは避けられない。
 どうやら両親が天文マニアらしく、小さい頃からよく名古屋市科学館のプラネタリウムに連れられたりしていた。
天体望遠鏡で星を眺めたこと(なぜか家に二本も望遠鏡がある。一本はコンピュータ搭載)も、獅子座流星群が降ったときは起こされたこともあった(さして興味がなかったこともあって、ポケットラジオで朝鮮語の放送を熱心に受信していた覚えがある)。
 まあ、星なんてどれも同じ白い点にしか見えないし、さして興味ないんだが、いろいろと思い出があるので、このニュースの行方を見守っている。

 ところで、最近「ジョン・ベネ事件」というのが世間を騒がしているらしい。実際の事件はよく知らないのだが、ジョン・マーク・カーなる人物が逮捕された。
 最初は、幼児愛者で「美少女」が成長するのに堪えられなくて殺したのかなとか勝手な想像をふくらましていたが(変なネット小説の見過ぎかな)、容疑者がタイにいたのは性転換の準備のためではないかとの報道がなされていた。
顔周りの永久脱毛をして満足していたというコメントもあった。
 確かに、タイは性転換手術の本場だ。カルーセル麻紀あたりの世代だとモロッコなんだろうけども、今は手術出来る医師がいなくなったらしく、もっぱらタイなんだそうだ。
 そうなるとよくわからなくなる。「美少女」にあこがれて、それ自身になろうとでもしたのか。嫉妬でもしたのか。やっぱり幼児愛者なのか。
性転換手術する人間の全てが同性愛者というわけではなし、同性愛者が性転換手術するとも限らない。
変態だの異常性愛と片づけるのは簡単だが、その向こうにあるものは実に複雑で奥深い。
 一時期、性の間に興味を持ったことがあって(アメリカ同時多発テロの日の22時台のテレビ東京の番組がニューハーフに関する番組だった覚えがある)、図書館で本を読んでみたりしたことがある。
ふと、家の本棚を見ると性別の間を漂うような本やらビデオがあった。ん?これ誰のだ?
血は争えん



8月24日(木)00:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理


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